うり太郎の自己紹介

うり太郎の経歴
- 1997年生まれの24歳男
- 2020年4月に新卒で証券会社に入社
- 仕事が辛くて限界状態になる
- 2021年8月に退職代行を使い辞める
- 自分の経験をもとに、仕事で追い込まれる人を減らすためにブログ開始
これを書いている現在は、次の仕事を探しつつ少しの休み期間にしています。
この期間に、仕事が辛くて最悪の事態になる人を少しでも減らしたい、と考えてブログを始めました。
仕事で辛かったこと
仕事で辛かったことは以下です。
- 過剰なノルマ
- 常に売らなきゃいけないプレッシャー
- 上司の暴言とパワハラ
過剰なノルマ
証券会社なので、ノルマがあるのは当たり前です。
ちなみに私の成績は上位20〜25%で特別怒られるような成績ではありません。
本来、1.2年目は商品ごとのノルマはないはずでした。
しかし支店の数字ができていないときは、上司から別のノルマを振られ本来のノルマに時間を割けませんでした。
こればっかりは配属された支店の運が悪かったです。
常に売らなきゃいけないプレッシャー
証券マンはお客さまとお客さまとつなげるのが仕事です。
「売れない=発行体に迷惑」となるのです。
そのためどんな状況でも売らなきゃいけない商品があります。
なかなか売れないことに加え、100%お客さまのためと言えない商品を売るのは精神的に辛かったです。
上司の暴言とパワハラ
上司の暴言は日常茶飯事で、職場自体がパワハラ体質でした。
お客さまのためというよりも、日に日に上司の顔色を伺うための仕事になってしまいました。
特に若手は八つ当たりのターゲットで、私もその1人でした。
全体としてパワハラが当たり前の風潮で、ここに書けないような暴言は日常茶飯事で、怒号が飛び交う職場でした。
どんな限界状態だったのか
限界状態では以下のような症状がありました。
- 出勤前に腹痛
- 吐き気&嘔吐
- 頻繁に頭痛になる
- 朝と夜に涙が出てくる
- 不謹慎なことを考えるように
- 食欲がなくなる
- 何も楽しめなくなった
出勤前に腹痛
朝起きてから出勤時間が近づくにつれ、お腹が痛くなっていました。
お腹の痛みはキリキリと痛むような感じで、初めての胃が痛い経験でした。
また通勤の電車、降りてからの徒歩とオフィスが近くなるほど痛かったです。
吐き気&嘔吐
出勤前に吐き気が酷かったです。
さらには何も食べていないのに吐いてしまうことが続きました。
頻繁に頭痛になる
もともと頭痛持ちだったのですが、頭痛が悪化しました。
ひどい時は毎日ロキソニンを飲み、夜は氷枕で耐える日々でした。
ロキソニンなしでは不安になるほど、頭痛は悪化していました。
朝と夜に涙が出てくる
なぜか朝や夜のふとした時に涙が出てくるのです。
しかも辛くて泣くというよりも、勝手に涙が出てくるという感じでした。
涙が出てきて「なんで泣いてるんだろう」となっていました。
不謹慎なことを考えるように
「病気になってしまいたいな」「事故に遭ってしまいたい」なんて考えていました。
今では考えられません。
とにかく自分の意思ではなく、不可抗力で出勤できない状態になって欲しかったのです。
食欲がなくなる
私はもともと1日に3食の健康体でした。
しかしまず朝ご飯を食べなくなり、昼ご飯も食べなくなりました。
不思議とお腹が空かなくなって、食べるのも面倒だっだのです。
すぐに痩せてしまい、ベルトが穴2つ縮まったほどでした。
何も楽しめなくなった
休日であっても友達と遊んでいても、心の底から「楽しい」と思うことがなかったです。
そもそも休日でも何かしようという気力すら失っていました。
何が生き甲斐だったのか。今では本当に疑問です。
なぜ限界状態になってしまったのか
私は大学で体育会系であり、決してメンタルが弱い方ではありません。
今になって考えると、そんな私が限界まで追い込まれた理由は以下の3つです。
- 異常な状態だと気づかなかった
- 正常な判断ができなかった
- 絶対に辞めたらダメと思い込んでいた
異常な状態だと気づかなかった
上記で書いたほど限界まで追い込まれていたのに、「これが普通」とか「みんな辛い」と考えていました。
自分が「追い込まれている」ということすら分かっていませんでした。
正常な判断ができなかった
これだけ異常な状態であれば、明らかに辞めた方が良いですよね。
しかしなぜか「辞めよう」とは少しも考えませんでした。
「人間は追い込まれたら正常な判断ができない」怖さを身を持って体験しました。
絶対に辞めてはダメと思い込んでいた
多くの人が「会社を辞める=良くないこと」と思っているはずです。
私も同じように考えていました。
「辞めたら人生終わり」「辞めるのは甘え」なんて思い込んで、なかなか辞めれませんした。
なぜ会社を辞めれたのか
私が会社を辞めれた理由は以下の2つです。
- 彼女に指摘されたから
- 退職代行があったから
彼女に指摘されたから
結論、自分の異常な状態に耐えかねた彼女が「もう辞めてくれ」と懇願したからです。
彼女に指摘されたことで、「もう辞めても良いんだ」と気づけました。
誰にも何も言われなければ、今も会社を続けていると思います。
もしかしたら、病気になって別の意味で辞めているかもしれません。
退職代行があったから
当然上司に退職を切り出し、引継ぎや手続きをする元気はありませんでした。
しかし退職代行があることを知り、すがるように相談して申し込みしました。
すぐに退職できることを知り、地獄から解放された気持ちでいっぱいでした。
自分勝手かもしれませんが、安心して泣いてしまいどれほど追い込まれていたのか思い知ったのです。
このブログを通じて伝えたいこと
私がこのブログで伝えたいことは3つです。
- 新卒だろうが会社は辞めて良い
- 健康より大切なものはない
- 世の中には色んな意見の人がいる
新卒だろうが会社は辞めて良い
私は新卒2年目での退職でした。
しかしずっと辛い思いをして我慢してきました。
「もっと早く辞めればよかった」というのが正直なところです。
新卒だろうが辛ければ辞めてください。
むしろ新卒で若いからこそ、新天地でやり直した方が良いでしょう。
「辞めたらダメ」なんて思う必要はありません。
辞めずにずるずると続けている方が、きっと後悔するはずです。
健康より大切なものはない
仕事はなんのためにしているのでしょうか。
少なくともあなたの健康を害してまで仕事をする理由はないはずです。
あなたの心や身体が壊れてしまう仕事はするべきではありません。
すぐに逃げてください。
1番大切な健康を犠牲にして、しょうもない仕事を続ける理由は一つもありません。
健康のために仕事を辞めることは、当たり前のことです。
世の中には色んな意見の人がいる
- 仕事は辛くて当たり前
- 会社を辞めるなんて甘え
- 会社を辞めたら人生終わり
- 退職代行なんて非常識だ
こんな意見をよく目にします。
しかしあなたがこんな意見は気にする必要ありません。
運よく仕事が順調な人や、恵まれた環境にある人たちはあなたの気持ちなんて分からないからです。
色んな人の意見は関係ありません。
何よりも「あなたの気持ち>他人の意見」であることを忘れないでください。
最後に、「いつでも辞めて良い」ということを覚えていただけると嬉しいです。