- 弁護士監修の退職代行は安心
- 弁護士監修ってなに?
- どれが弁護士の退職代行?
こんな風に思っていませんか?
- 弁護士監修と弁護士とはなにか
- 弁護士監修と弁護士の違い
- 弁護士監修の危険性
実は「弁護士監修」と「弁護士」の退職代行は、全くの別物です。
安易に「弁護士監修」の退職代行を選び、後悔する人が非常に多いです。
この記事では、「弁護士監修」と「弁護士」の違いを明らかにします。
「弁護士監修」の危険性について解説しますので、失敗しないためにぜひ参考にしてください。
失敗しない退職代行の選び方も解説していますので、まだ知らない方は参考にしてください。
弁護士監修と弁護士の退職代行とは
では、弁護士監修と弁護士の違いを解説します。
弁護士監修とは?
弁護士監修とは、「サービスの監修を弁護士がしている」ということです。
簡単に言うと、「弁護士が見たから違法じゃないよ」と言うアピールになります。
多くの場合、民間の会社が運営しており労働組合でもないのが、「弁護士監修」の退職代行です。
退職代行のホームページを見ても、「弁護士監修」と書いてあるのは、アピールのためでしょう。
一見安全そうに見えますが、実はあまり安全性に関係ありません。
弁護士の退職代行とは?
弁護士の退職代行とは、サービスの実行や会社と交渉するのが弁護士の退職代行です。
多くの場合、法律事務所が運営元になっています。
退職の交渉では、弁護士でないとできない行為があるので、安心して依頼できるのは弁護士の退職代行です。
もし、「弁護士に頼みたい」と思ったら、選ぶべきは「弁護士」の退職代行になります。
弁護士監修と弁護士の違い
実際に、弁護士監修と弁護士の退職代行における違いを解説します。
弁護士監修と弁護士の違い一覧表
「弁護士監修」と「弁護士」の違いを一覧にまとめました。
項目 | 弁護士監修 | 弁護士 |
---|---|---|
運営 | 民間業者 | 弁護士法人/法律事務所 |
サービス実行 | 民間業者 | 弁護士 |
料金相場 | 2〜3万円 | 5〜7万円 |
安心度 | × | ◎ |
有給の交渉 | × | ○ |
未払い残業代の交渉 | × | ○ |
退職金の交渉 | × | ○ |
訴訟への対応 | × | ○ |
運営とサービスの実行者
「弁護士監修」は、運営と実行がともに民間業者です。
一方で「弁護士」の退職代行は、その名の通り弁護士が実行します。
民間業者の退職代行は、退職代行の怪しさや不安を誤魔化すために「弁護士監修」と見せているのです。
実際には弁護士が監修したとしても、なんの効果もありませんので注意してください。
料金が大きく異なる
「弁護士監修」の退職代行は、料金が非常に安いです。
反対に「弁護士」の退職代行は、料金は高くなります。
「安い」と思って申し込んだら、「なにもしてくれない退職代行だった」なんて失敗をします。
料金の安さだけに騙されてはいけません。
「弁護士監修」は会社との交渉ができない
「弁護士監修」の退職代行で、上記のような事例が多発しています。
なぜなら「弁護士監修」を名乗る民間の退職代行は、会社と交渉できないためです。
会社に対して、本人の希望を伝えることしかできません。
なので会社が拒否したり、「本人と話す」と言えば、それ以上民間業者は踏み込めません。
そのため、せっかく料金を払って退職代行を頼んでも、結局あなた本人が連絡をする羽目になります。
これは弁護士法で決まっているからです。詳しく確認したい方は、以下の記事を参考にしてください。
弁護士監修の民間業者一覧
弁護士監修で民間業者の退職代行をまとめたので、依頼する際には注意してください。
弁護士監修で民間業者だから、必ずダメと言うわけではありません。
しかしあらかじめ、リスクを理解しておかないと、失敗の原因になるので注意してください。
リスクも費用も抑えるなら労働組合がおすすめ
- 弁護士ほど高い料金はちょっと、、、
- 民間業者ほどリスクが高いのも嫌だ
なんて方は、絶対に労働組合の退職代行を選ぶべきです。
労働組合の退職代行は、会社と交渉可能な上に、費用も弁護士より安いです。
ほとんどの人にとって、労働組合のサービスで十分なので、安心してください。
退職代行の選び方が分からない方は、以下の記事を参考にしてください。
また労働組合の退職代行を調査し、徹底比較した記事もありますので、合わせてご覧ください。
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